悲願の世界1位、日本発ホワイトハッカーがDEF CON CTFを制す #
米ラスベガスで開催された世界最高峰のハッキング大会「DEF CON 34」のCTF決勝(Attack & Defense形式)で、GMOサイバーセキュリティ byイエラエとGMOフラットセキュリティのエンジニアが参加する国際合同チーム「Blue Water」が世界1位を獲得した。日本の強豪チーム「perfect blue」「Water Paddler」「undef1ned」の精鋭が結集した混成チームで、予選を勝ち抜いた世界トップ12チームだけが進める本戦において、過去3年連続2位という悔しさをバネに、ついに頂点に立った。
Attack & Defense、24時間の実戦さながらの攻防 #
DEF CON CTFは単なる早解きクイズではない。各チームが自陣のサービスを守りながら同時に他チームのサーバへ侵入して得点を奪う「Attack & Defense」形式で、息をつく暇のない実戦さながらの攻防が続く。脆弱性を見つけて即座にエクスプロイトを書き、逆にパッチを当てて防御する――攻めと守りを同時にこなす総合力が問われる。1993年開始のDEF CON自体が世界最大級のハッカーコミュニティの祭典であり、その決勝で勝つことは業界内で最高の名誉のひとつとされる。
日本のオフェンシブセキュリティ人材の底上げに #
今回の勝利は単発の栄誉にとどまらない。CTFで磨かれた攻撃者視点の技術は、GMOグループが手掛けるペネトレーションテストや脆弱性診断サービスの実力に直結する。防御偏重になりがちな国内のセキュリティ教育の中で、実戦的な攻撃技術を競う場が世界トップレベルの人材を育て、企業のセキュリティサービスへ還元される好循環が見えてきた。若手エンジニアやCTFプレイヤーにとっても、日本発チームの世界1位は大きな目標になるはずだ。
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