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INCIDENT GENERAL / 総合インシデント 重要度 中 2026-08-01

楽天ドライブ装う不審通知、24時間以内に2000ドル要求の脅迫文言

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2026年7月30日午後0時55分頃、楽天ドライブアプリから送信されたように見える不審なプッシュ通知が相次いで報告された。「YOUR RAKUTEN DRIVE HACKED, ALL YOUR DATA ALL LEAKD」といった英語の文面や、「24時間以内に2000ドルを支払わなければ全データを削除する」という身代金型の脅迫文言が確認されている。楽天ドライブは同日中に公式ヘルプセンターで注意喚起を行い、翌31日には楽天モバイルも自社サイトで同様の告知を出した。両社とも、通知やポップアップ内のリンク・ボタンを踏まないよう呼びかけている。

通知はどこから届いたのか #

注目すべきは、通知が「アプリ内から」届いているように見える点だ。正規アプリの通知チャネルを乗っ取る手口としては、①同名を装う偽アプリが端末にインストールされ通知権限を悪用するケース、②OSの通知APIの脆弱性を突いて任意のアプリ名を偽装するケース、③正規のプッシュ配信基盤(FCM/APNsの認証情報等)そのものが侵害され、本物のチャネルから送信されたケース、の3パターンが考えられる。楽天側は現時点で配信経路を公表しておらず、原因の特定は今後の調査次第だ。実務上もっとも起きやすいのは①のような偽アプリによる権限奪取で、真相解明には端末側のログ解析が欠かせない。

①偽アプリ経由
同名アプリを装い通知権限を悪用。最も起きやすい経路。
②OS API悪用
通知APIの脆弱性で任意のアプリ名を偽装。
③配信基盤の侵害
FCM/APNs等の認証情報が漏えいし正規チャネルから送信。
偽通知が届く3つの経路を示す図解
正規アプリを装う通知が届く3つの経路と、現時点で有効な対策

典型的な詐欺の型、実害はまだ未確認 #

文面が英語で稚拙な点、支払い要求が仮想通貨ではなく「2000ドル」という漠然とした額である点は、典型的なランサム型詐欺の特徴と一致する。ITmediaによれば、データの漏えいやファイル削除が実際に発生したかは現時点で言及されていない。とはいえ通知経路が未特定のまま放置すれば同種の手口は他サービスにも波及しうる。

今すぐできる対策

通知内のリンク・ボタンは踏まない/パスワードや支払い情報を入力しない/既に開いてしまった場合はそれ以上操作せず通知とアプリを閉じる/身に覚えのないアプリの削除と通知権限の見直しを行う。

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